税理士を目指す女性の「妊娠のタイミング」―私のリアルな体験談

税理士試験

税理士試験の勉強と妊娠・出産。

この2つを同時に進めることは、想像以上にエネルギーが必要で、妊娠を望む女性にとっては悩みの1つだと思います。

私自身は、3科目目・相続税法を受験した直後に妊娠が発覚し、その年に幸運にも相続税法に合格したため、産後に大学院という道を選択することができました。

この記事では、実際の私の体験をもとにタイムライン・学習状況・妊娠中の工夫などをまとめています。同じように悩む女性に届けば嬉しいです。


妊娠が分かった時の科目状況と心境

当時の私は簿財の2科目合格済みで、3科目目として相続税法を受験しました。

そして試験直後に妊娠が判明。

驚きと同時に、 「もし相続税が不合格だったらどうしよう…」 という不安が押し寄せてきました。(しかも、転職直後でした…。)

当時のブログはこちら↓

ただ私はもともと、“結果が出るまでは次の科目は本気で勉強しない”というタイプ。 そのため相続税法の勉強はせず、その期間は消費税法を独学でコツコツ進めることにしました

ちなみに独学で使っていた教材はTAC出版のみんなが欲しかった!シリーズです。


妊娠中の勉強スタイル

幸い、つわりは軽いほうでした。

ただ、とにかく眠い!

でも試験勉強は、消費税のテキスト中心に独学を継続しました。

そして発表で無事相続税法に合格

自己採点はしない主義なので、自分の手応えが全てだったのですが、そこそこできたかなーくらいの感覚でした。

でも、ここで税法1科目勝ち取れたのはすごく大きく、とても嬉しかったことを覚えています。

消費税法の勉強は、お腹が大きくになるにつれて机に向かうことが難しく、あまり問題演習は進んでおらず「できることをやる」という感じでした。


陣痛が来そうだった日のこと──願書を先に書き上げた理由

妊娠後期に入り、出産日が近づいてきた頃。 そろそろ願書の提出がスタートするな〜と思っていたところ、陣痛っぽい痛みがやってきました!

締め切りが迫っていたわけではありません。 それでも私は、

  • もし入院が長引いたら?
  • 出産後は赤ちゃんのお世話で提出を忘れてしまうかもしれない…

そんな不安が消えず、痛みに耐えながら願書を書き上げておくことにしました。

その後、入院準備のバッグにも理論マスターをしのばせ、出産後は入院中もずっと理論マスターを読み続けていたほどで、 頭の中は税理士試験のことでいっぱいでした。


出産後3ヶ月で消費税法を受験──そして“不合格”

そんなこんなで、5月の初旬に出産。

産後は睡眠不足・授乳・新生児のお世話で、正直ヘトヘトの日々。 それでも隙間時間を見つけては勉強を続け、

出産から3ヶ月後の8月、消費税法を受験しました。

しかし結果は不合格

悔しさはもちろんありましたが、 産後で満足に勉強できない時期だったこともあり、 「これが今の実力なんだ」と受け止めました。


消費税法の不合格をきっかけに、大学院を本格的に検討

この不合格を機に、今後について色々考え始めました。当時のブログを振り返ると「育児と勉強」ということに対して葛藤を抱き始め、「本当に今、勉強すべきなのか?」と悩んでいたことがうかがえます。

最終的に私は大学院での科目免除制度を選択しました。

子育てと受験勉強を同時にこなす大変さを身にしみて感じ、

「残りの科目の合格まで何年かかるだろう?」

「子どもとの時間をもっと大切にする方法はないだろうか?」

そんな思いが次第に強くなっていったのです。

そして、当時は試験よりも大学院の方が確実性が高いと思っていました。

(実際にやってみるとそんなことはなかったと思うのですが…)

こうして私は、大学院の情報収集を本格的にスタートしました。


妊娠と受験、どちらを優先すべき?

私の答えはシンプルです。

どちらかを選ぶ必要はない。ただ、どちらも完璧にはしない。

体調・気力・赤ちゃんのリズムに合わせて、できる範囲を積み重ねる。 それが妊娠中や産後の勉強で一番大切だと感じました。


妊娠中の勉強で役立ったこと

■できる準備は早めに

願書を前倒しで準備したのは、出産後の不安を減らすためです。

■独学中心でもOK

講義が負担な時期は、テキスト+理論に絞って学習しました。

■完璧を求めない

良い日・悪い日の波があるのは当然。 自分を責めず、進められる日だけやるようにしました。


最後に──同じ悩みを抱える女性受験生へ

妊娠・出産と税理士試験の両立は確かに簡単ではありません。

でも、タイミングが予想と違っても、 “そのときの自分にできる方法”は必ずあります。

この記事が、妊娠のタイミングに悩む女性受験生の背中をほんの少しでも押せたら嬉しいです。


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